ピラティスの思想とは生命回帰・生活回帰 ~アライメント(=骨格バランス)を整えて

私たちは日常生活の中で、知らず知らずのうちに姿勢を崩し、身体のバランスを乱しています。
長い時間のデスクワークのみならず、電車に乗ってもcafeでも、あるいはお昼休みの食事中でも、スマートフォンの使用などで姿勢が悪化していることを多くの人が自分で気が付いているようです。さらに、公共の乗り物の中でも、片足に体重をかける立ち方など、小さな癖が積み重なり、大きく骨格のアライメント(配列)が乱れるものです。筋肉や関節に負担がかかりますと、やがて痛みや不調の原因にもつながりやすいのです。
そんな現代人にこそピラティスの思想が役に立ちます。ピラティスは単なるエクササイズではなく、身体の「本来の機能」を取り戻し、生命力を引き出すメソッドです。今回は「アライメント=骨格バランスは、生きるエネルギー」であるという視点から、ピラティスの本質に迫ります。よかったら行きましょう。

アライメントとは?
「アライメント」とは、身体の骨や関節が正しく並んでいる状態を指します。例えば、立ったときに耳、肩、骨盤、膝、くるぶしが一直線に並んでいるのが理想的なアライメントです。この状態では、筋肉や関節に余計な負担がかからず、スムーズな動きが可能になります。

アライメント
ピラティスにおけるアライメント

ストレートネックによって、どれぐらい首に過負荷がかかるのか?
次のような数値があります。

正常な頸椎(首)のアライメントを「0度の傾き」とします。
すると、首が前傾するにしたがって、下記のような負荷がかかると指摘されています。

0度 4~5㎏

15度 15㎏

30度 18㎏

45度 22㎏

60度 27㎏

というデータがあります。

しかし、現状では多くの人において、猫背や反り腰、巻き肩など、さまざまな姿勢の崩れが原因で、骨格のバランスが崩れてくると、筋肉が過剰に緊張したり、逆に使われない筋肉は弱くなったりします。

その結果、肩こりや腰痛だけでなく、内臓の圧迫による消化不良や呼吸の浅さなど、全身に影響が及びます。

ピラティスの目指す骨格バランス
ピラティスは、筋肉の柔軟性と強さをバランスよく鍛え、正しいアライメントを取り戻すことを目的としています。特に重要なのが腹部です。腹部をざっくり言うと「コア」です。コアの安定が大事です。しかし、多くの場合において、コアの安定を「かっちり」した固定的なイメージで安定させようとしてしまいます。固定的な硬い安定ではなく、ぶれて揺れながらも常にジャイロスコープのように安定に向かう回復力を目指していただきたいです。
ピラティスでは、骨盤底筋・腹横筋・多裂筋・横隔膜といったインナーマッスル(パワーハウスとも呼ばれます)を意識的に鍛えることで、身体の中心を安定させます。そして、この安定は、ジャイロスコープのように揺らぎの中で安定復元する安定です。こうしてコア(お腹)が柔軟に強くなると、背骨の自然なカーブを維持しやすくなり、無駄な緊張が抜けて、しなやかで機能的な身体へと変わっていくことをぜひ実感してください。

「生きるエネルギー」としてのアライメント
身体のバランスが整うと、動作がスムーズになり、日常生活の中で無駄な力を使わずに済むようになります。
例えば、歩く、座る、立ち上がるといった基本的な動作でさえも、正しいアライメントを意識することで、ずっと楽にできるようになります。
さらに、姿勢がよくなれば胸郭がゆったりストレッチされて伸び、そのことによって呼吸が深くなり、それにより酸素が全身に行き渡ることで、疲れにくくなります。そうすれば、集中力も向上します。ですから、こうした状態では、精神的にも安定し、ポジティブなエネルギーが生まれるというものです。
ピラティスの創始者ジョセフ・ピラティスは、「10回で違いを感じ、20回で見た目が変わり、30回で新しい身体を手に入れる」と語っています。つまり、ピラティスは単なるトレーニングではなく、生活・生命そのものを変える力を持っているのです。

生活生命への回帰
現代社会では、私たちは便利さを求めるあまり、本来持っている身体の機能を活かしきれていない、これは自分も含めてでるが、ひしひし、つくづく感じることです。本来持っている地下rをちゅかわないうちに劣れ得させているのです。
なんといおもったいないことか。

階段があってもエスカレーターに頼り、歩けるのに車に乗り、デスクワークでの姿勢への無頓着やスマホ依存で姿勢を崩し、深い呼吸を忘れてしまっています。
しかし、ピラティスを通じてアライメントを整え、身体の本来の機能を取り戻すことで、生命力が目覚めるきっかけを味わうと多くの体験者が語るのを聞くにつけ、その通りだと思います。正しく動くことで血流が良くなり、酸素が全身に行き渡ると、心身が活性化され、まさに「生きるエネルギー」がふつふつと湧き上がるのです。
「正しく動くことが、健康で豊かな人生につながる」
これが、ピラティス思想の根幹にはあります。
アライメントを整えることは、単なる姿勢の改善ではなく、生き方そのものを見つめ直す機会なのかもしれませんね。

まとめ
「アライメント=骨格バランスは、生きるエネルギー」と感じております。この言葉は、ピラティスの本質を的確に表しています。正しい骨格バランスを意識することで、日常の動作が変わり、身体が軽くなり、精神的にも前向きになれるからです。

ピラティスを実践することで、自分自身の身体と向き合い、より、今よりも健康でエネルギッシュな毎日を送ることができると思います。生活習慣の一つとして、ぜひピラティスを取り入れてみてください。
また、読んでいる方の中にもいずれどこかでレッスンにてお会いできる人がいるのではないか、と思います。

ではでは!

ピラティスの思想とは生命回帰・生活回帰 ~アライメント(=骨格バランス)を整えて
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